【特別コラム】「東京競売ウォッチ」浸水懸念地域でも多数入札!!|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)
2019年12月26日 07時30分

2019年は台風の被害が大きかった年として記憶されそうであるが、気候温暖化が進む状況では来年もまた同様な台風被害が起こっても不思議ではい。そんな中で浸水ハザードマップへの注目度が高くなっている。12月5日開札では浸水ハザードマップにおいて荒川の氾濫があった場合において高さ3~5mの浸水が想定される地域の物件が対象になった。
その物件は都営新宿線「瑞江」駅徒歩約6分に位置している。土地は北西側で幅員4mの公道に面した約14坪で、この上に築29年を経過した鉄骨造3階建ての共同住宅(延床面積約29坪)が建っている。1階から3階まで各階が1Kの間取りで3部屋になっているが、建ぺい率超過のよう...