【不動産ニュース】三菱地所 コリビング事業、渋谷で初弾|R.E.port
2019年12月25日 09時17分
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三菱地所(株)は23日、10月に参入を発表した「Co-Living(コリビング)」事業の初弾となる「Hmlet@渋谷松濤」(東京都渋谷区、総戸数12戸)をマスコミに公開した。  東南アジア最大のCo-Living運営事業者のHmlet(ハムレット)社(シンガポール)との合弁会社「Hmlet Japan(株)」(東京都千代田区、代表取締役:佐々木 謙一氏)が運営する。  「Co-Living」とは、入居者同士のコミュニティ形成に重点を置いたシェアハウスの一形態。20~30歳代のミレニアル世代をターゲットに、転居の際に発生するイニシャルコストを大幅に抑制できる家具・家電付きで提供し、フレキシブルなライフスタイルを提案する。  Hmlet JapanのCo-Livingは、デザイン性の高い居住空間を提供し、コミュニティ・マネージャーが近隣エリアの住民との交流を含めた入居者のコミュニティ形成をサポート。入居者専用のウェブサイト・アプリを通じたイベント開催等で交流を促進するほか、クリーニングの依頼・受取りなど生活サービスなども提供していく。  初弾物件は、京王電鉄井の頭線「神泉」駅徒歩2分、JRなど「渋谷」駅徒歩7分に立地。鉄筋コンクリート造地上4階建て。間取りは1R(居室面積18平方メートル)が10戸、メゾネット(同38.31平方メートル)が2戸。いずれもダブルベッドセットとデスク&椅子、ワードローブ&棚付き。メゾネット1戸のリビング(4階)はバルコニーと共に共用施設として入居者に開放する。  契約は1ヵ月以上12ヵ月未満の定期借家契約。月額賃料(12ヵ月契約の場合)は、18平方メートルの居室が20万円、メゾネットが30万円。12月1日より入居を開始しており、現在の入居率は50%。半数強が欧米を中心とした外国人となっている。  2020年2~7月にかけて笹塚、神楽坂、日本橋岩本町、原宿で展開し、19年度中に東京都心部を中心に100室以上を予定。5~7年程度の中長期的には大阪や名古屋等の大都市にもエリアを拡大し、1万室以上の運営を目指す。物件については同社グループでの新規開発、他社開発の物件の取得・借り上げ、既存物件取得後にリノベなどさまざまな手法で展開していく予定。Hmlet Japan社は建物を保有せず、マスターリースした上で転貸する。顧客については、当初半年~1年程度までは、シンガポール、香港、シドニーで事業展開するHmlet社がすでに強いネットワークを持つ欧米系の駐在員を主要顧客として想定している。  内覧会でHmlet Japan代表取締役の佐々木 謙一氏は、「ミレニアル世代は、居室の広さより、充実した共用スペースや人とのつながりを求める傾向にある。長期的に見れば一定の需要がある事業だと考えており、当面、1万戸を目標に東京中心に事業を展開していく」などと抱負を述べた。 https://www.re-port.net/article/news/0000061024