【不動産ニュース】日鉄興和不動産 中規模ハイグレードオフィス第4弾、渋谷で竣工|R.E.port
2020年1月29日 09時27分
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日鉄興和不動産(株)は、中規模ハイグレードオフィスビル「BIZCORE(ビズコア)」シリーズ第4弾「BIZCORE渋谷」(東京都渋谷区)を、1月31日に竣工する。  JRなど「渋谷」駅徒歩4分、東京メトロ「表参道」駅徒歩9分に立地。築40数年のビルを建て替えた。敷地面積約714平方メートル、延床面積約3,905平方メートル。鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地上9階地下1階建て。  基準階面積は約105坪で、天井高2,800mmの正方形に近い無柱空間を実現。専有部内にパントリーやトイレなどの水回りを備える仕様とした。共用部として、入居テナント専用の屋上庭園を設置。BCP対策では、屋上に最大48時間の電源供給が可能な非常用発電機を備えるほか、各階に災害用備蓄倉庫も用意した。  同シリーズ既存3棟での運営実績を踏まえ、入居テナントのオフィス移転をサポートする「オフィスメソッド」を新たに導入。大手オフィス家具メーカーの(株)オカムラとタイアップし、レイアウトのベースプランや、デザイン性の高いエントランスデザインを提案する。各種工事の発注にも対応し、オフィス什器は特別価格で提供。さらに、移転に関わる初期費用は賃料と一緒に割賦支払いで返済できるようにした。これらにより入居テナントの「手間の削減」「期間短縮」「初期費用の低減」「機能的・効率的なレイアウト」を実現。今後はすべての「BIZCORE」シリーズに導入していく。  なお、同ビルは、渋谷エリアで同社初の所有ビルとなる。渋谷のオフィスマーケットについて、同社執行役員事業開発本部副本部長の奈良 敦氏は、「渋谷エリアは商業が中心。オフィス需要に対しストックや新規供給が追い付かないことから、現在ほぼ空室がない状況となっており、非常に引き合いが強いエリア。賃料上昇率も高く、長い目で見て安定的なオフィスマーケットがある」とした。  現時点での成約率はおおむね50%、見込み含めて70~80%となっており計画通りの進捗。入居企業は、IT系やアパレルが中心で、大企業のグループ会社も検討中。「オフィスメソッド」については、現在営業している段階。賃料については、同エリアの築古中規模ビルで坪3万円前後のところ、それをかなり上回る水準で成約している。  今後は、「神田須田町」(21年秋竣工予定)、「東神田」(22年夏竣工予定)ほか、飯田橋や新宿エリア等で7棟の開発を進めており、開発計画は現時点で計11棟。以後も年間1~2棟を目安に供給していく予定。  「競合他社も参入しているが、中規模ハイグレードビルの供給はまだまだ足りていない。商品の規模感や立地のこだわり、旗艦ビルと連携したきめ細かな管理サービスなどを強みに展開していけると考えている」(同氏)。 https://www.re-port.net/article/news/0000061282