【不動産ニュース】 日本不動産学会 「外国人との共生」テーマにシンポジウム|R.E.port
2020年9月23日 09時17分

(公社)日本不動産学会は16日、シンポジウム「国際化に対応した不動産政策―外国人との共生をいかに進めるか」をオンラインで開催した。
シンポジウムではまず、東京都豊島区政策経営部企画課文化共生推進係長の阿部治子氏が、外国人との共生を促進するために同区が行なっている取組事例を紹介した。
同区は、1988年を「豊島区国際化元年」と位置付け、全国に先駆けて多国語対応の暮らしの相談窓口を設置。以降30年間で、外国人居住者は3倍に増加。「豊島区外国人区民意識調査」の結果では、約6割が「住みやすい」、約4割は「当分住み続けたい」と感じているとの結果を得られているという。
2012年には、「豊...