【不動産ニュース】一般家庭の蓄電池活用した電力安定化を実証|R.E.port
2021年3月25日 10時07分

大和ハウス工業(株)と、エリーパワー(株)、関西電力送配電(株)の3社はこのほど、エコモデルタウン「スマ・エコタウン 晴美台」(堺市南区、全65棟)内の一般家庭に設置された蓄電池を活用し、VPP(バーチャル・パワー・プラント)の実証実験を行なった。
VPPとは、分散化された電源をIoT技術等の高度なエネルギーマネジメント技術で制御し一つの発電所のように機能させる仕組み。太陽光や風力といった再生可能エネルギーは、天候などの気象条件により出力が変動するため、電源に占める再生可能エネルギー比率が高まると、系統の周波数を調整するための電源が不足し、電力品質の低下を招く恐れがある。その課題解決...