【特別コラム】沿岸部は「住民が逃げる力」、内陸部は「住民が助け合う力」に注目──東日本大震災10年の現実|細野透(建築&住宅ジャーナリスト)

2021年4月5日 07時30分
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 私は岩手県の出身です。父親は地方公務員で、岩手県の宮古市、花巻市、釜石市、水沢市、盛岡市などの都市部を移動する生活でした。このうち沿岸部にある宮古市や釜石市は、数十年に1回くらいのペースで、津波に襲われています。それゆえに、家庭でも学校でも、「地震、津波、すぐ逃げろ」と教えられて育ちました。 「地震! 津波! すぐ逃げろ!」・・・。子供でも覚えやすい「3拍子!」であることに注目してください。  ◆東日本大震災の当日  今から10年前の、2011年3月11日14時46分、東日本大震災が発生しました。その時、私は東京・お茶の水にある建築設計事務所を訪ねて、取材している最中でした...
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