【不動産ニュース】3時間耐火構造を実現、15階以上の中大規模木造建築が可能に/住林|R.E.port
2021年4月2日 12時00分

住友林業(株)は3月31日、オリジナル木質部材「木ぐるみ CT」において、建築基準法で求められる上限の3時間耐火構造を実現し、15階以上の中大規模木造建築が可能となったと発表した。
2月に梁部材で3時間耐火構造の、3月に柱部材で2時間耐火構造・3時間耐火構造の国土交通大臣認定をそれぞれ取得した。
「木ぐるみ CT」は、木で包まれている、組み合わさった(combined)木質部材(timber)を指す。オリジナルの1時間耐火部材、2時間耐火部材に今回の3時間耐火部材を加え「木ぐるみ CT」シリーズとして名称を統一。単価が高いことが課題となっている木質耐火部材において、耐火被覆材に...