【特別コラム】「東京競売ウォッチ」前回高額落札物件が再競売で特売に!!|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)

2021年6月10日 07時30分
no image
 近時不動産の遵法性は取引にあたって益々重要性を増している。特に建築確認取得が可能であるかどうかは、中古一戸建てにおいて価格に大きく影響する。建築確認の取得が不可、つまり再建築不可であるのは専ら建築基準法上の道路に2m以上接しているかどうかが決めてである。  5月19日開札においてJR常磐線「亀有」駅徒歩約16分に立地する1戸建てが対象になった。この対象1戸建てが再建築不可である。敷地は32坪強あるが幅員3mの通路を介しての出入りである。この通路は他に複数の近接土地所有者と共同使用している。まさに再建築不可の状況である。そしてその敷地の上には築52年を経過する鉄骨3階建てで床面積約67坪...
この記事は会員限定です。Realnetにご登録いただくと記事全文、添付ファイルがご覧になれます。
新規の方はこちら(登録無料) 今すぐ登録
会員の方はこちら ログイン