【特別コラム】国交省「大雨による8月災害情報」のインパクト|細野透(建築&住宅ジャーナリスト)

2021年9月20日 07時30分
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 2021年の夏は、途切れることのない「大雨」と、それに伴って発生する「土砂災害」に悩まされる毎日でした。  特に8月11日~18日の全国の総雨量は暫定値で28万8698ミリとなり、「平成30年7月豪雨(西日本豪雨)を8万ミリ以上も上回る、歴史的な記録的雨量」となりました。  また、大雨により、多くのバスや鉄道などの交通機関が運休し、高速道路や国道の通行止めなどが相次いで発生しました。  この期間のうち、14日午後7時時点で、「長野県、岐阜県、島根県、広島県、福岡県、佐賀県、長崎県の7県(82万世帯、181万人)」に、「緊急安全確保」が発令されていました。  また、翌1...
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