【特別コラム】「東京競売ウォッチ」1R、1階住戸は低上乗せ率で競落!!|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)

2021年9月9日 07時30分
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 中古マンションの高水準での競落が続いている。ここへ来てその傾向に少し変化が出てきた部分がある。それは1Rマンションへの入札がやや低調になっていることである。都心の築浅1Rマンションは依然大量入札の例もあるが、築20年以内の城西、城南地域の物件では入札5本以内の物件も散見されるようになっている。  8月25日開札で東急大井町線「上野毛」駅徒歩約11分に立地する、築18年の専有面積約7坪の1Rマンションが対象になった。この物件の売却基準価額は1116万円であったが、入札本数は3本に止まり最高価1309万円にて競落された。売却基準価額に対して20%未満の上乗せ率で、この立地のマンションとしては低...
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