【不動産ニュース】首都圏新築マンションの動向-発売戸数は2019年の水準を回復、エリア別では供給・価格動向に相違|ニッセイ基礎研究所

2021年11月10日 12時30分
no image
■要旨 2020年前半の新築マンション市場では、多くの人が購入を見送ったが、2020年後半以降の発売戸数は徐々に回復し、最近では在宅勤務の広がりから自宅の居住環境や作業環境が重視されるなど、マンション需要は大きく回復した。首都圏の初月契約率は、2021年1月以降68%から76%で推移しており、現在は好調といって良く、価格も上昇傾向である。 しかし、エリア別の動向には違いが生じている。2019年の水準を回復していないエリアでは、コロナ禍に関係なく、元々2019年末から減速傾向が強かったと思われる。平均発売価格の上昇幅が大きいエリアでは、供給面からの一時的な価格上昇ではなくエリア全体...
この記事は会員限定です。Realnetにご登録いただくと記事全文、添付ファイルがご覧になれます。
新規の方はこちら(登録無料) 今すぐ登録
会員の方はこちら ログイン