【特別コラム】「東京競売ウォッチ」自然死マンションやや敬遠か!!|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)

2022年3月17日 07時30分
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 高齢社会では孤独死の発生は増加しており、当然競売物件においても散見される。2月24日開札では西武新宿線「新井薬師」徒歩約8分に立地する築40年弱の専有面積約14坪の2DK のマンションが開札対象であったが、この部屋に孤独死があった。  孤独死したのは物件所有者の親族とのことである。昨年(令和3年)1月初旬に亡くなり、同年5月に発見されている。この死について事件性はなく、自然死のようである。これらの事実関係は現況調査報告書に記載されている。  さて問題はこの物件競落後、競落者が再販する場合に、この件を購入者に告知すべきか否かということだ。先に国土交通省から宅地建物取引業者に対し「人...
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