【特別コラム】「東京競売ウォッチ」2022年上半期前年比上乗せ率急上昇|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)

2022年7月21日 07時30分
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【2022年7月6日開札】   ・対象  26物件   ・入札  26物件   ・落札率 100.00%   ・総入札 350本   6月22日開札をもって2022年の東京地裁本庁の上半期の開札が終了した。この上半期を前年2021年の上半期と比べてみると、競落価格水準が確実に上昇した。対象物件は昨年上半期より42物件少ない365物件で、1物件競落に対する平均入札本数は13.71本と前年上半期より0.6本の減少であった。しかし売却基準価額に対する競落価格の上乗せ率は全物件平均で60.3%上昇の99.69%を記録した。これはすなわち競落価格が売却基準価額の2倍近いということで...
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