【特別コラム】「東京競売ウォッチ」オーナーチェンジマンション年4%が競落目線か|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)

2022年8月25日 07時30分
no image
 東京23区内の賃貸マンションの株式会社タスによる空室率調査(2022年7月29日)によると、1Rマンションの空室率は10.69%と高い水準にある。コロナ禍をきっかけとしたテレワークや在宅勤務が定着化する中で、空室が多く生じている。相続対策などで建築される一棟物の1R主体の賃貸マンションが増加し、供給が増加していることもあるように思う。一方で3LDKの間取りについては逆に空室率が低下している傾向があり、同調査で直近2.89%と1Rの3分の1以下である。間取りによる空室率の違いが鮮明になってきている。  この間にあるのが1LDKの間取りで同じ調査で直近5.71%とある。これは現状のオフィス...
この記事は会員限定です。Realnetにご登録いただくと記事全文、添付ファイルがご覧になれます。
新規の方はこちら(登録無料) 今すぐ登録
会員の方はこちら ログイン