【特別コラム】「東京競売ウォッチ」好立地も狭小ワンルーム人気薄|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)

2022年9月22日 07時30分
no image
 中古マンション取引が活発であり、価格も高水準と言われる中、1Rだけはちょっと様子が違っている。1Rについては自住用ではなくあくまで賃貸収益目的であるが、ここへ来てその賃貸市場が良くない。1R以外のファミリータイプは賃貸市場も堅調であるが、こと1Rについての空室率は首都圏で優に20%を超え、賃料水準も低下傾向にある。コロナ禍によりリモート授業となった大学生などの需要が減少していることや、相続税対策などで新規に供給される1Rも増加し、需給両方で賃貸市場が悪化している。  8月31日開札でJR中央本線「西荻窪」駅徒歩約6分に立地する「トップ西荻」の1部屋が対象となった。専有面積は約4.3坪と...
この記事は会員限定です。Realnetにご登録いただくと記事全文、添付ファイルがご覧になれます。
新規の方はこちら(登録無料) 今すぐ登録
会員の方はこちら ログイン