【不動産ニュース】首都圏の大型物流施設、空室率が5%台に|R.E.port
2022年11月4日 09時29分

シービーアールイー(株)(CBRE)は10月31日、2022年第3四半期の物流施設市場動向を発表した。
首都圏の大型マルチテナント型物流施設の空室率は、5.2%(前期比0.8ポイント上昇)となった。空室率が5%を超えるのは18年第3四半期以来。新規需要は14万8,000坪と第1四半期、第2四半期を上回ったが、新規供給が19万9,000坪とここ2年で過去最大だった第1四半期の26万坪に次ぐ水準であり、空室率は上昇した。
新規供給8棟のうち4棟は満床で竣工したが、4棟は空室を多く残して竣工に。募集賃料が高い物件が苦戦するなどリーシングの取り組みの違いも竣工時の稼働率に影響を与えた...