【特別コラム】「東京競売ウォッチ」2023年の1R競落動向を占う|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)

2023年1月12日 07時30分
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 2022年のマンション競落はファミリーマンションが競落水準を上げる中心にあった。  同じ立地において1Rマンションと専有面積30㎡以上のファミリータイプでは、ファミリータイプの競落水準の方が高い傾向にあった。これは低利の住宅ローンが利用できるということや、新築のファミリーマンションの供給が細っていたことが背景にある。一方で1Rマンションは収益目的であるので低利ローンを購入に使いにくい。さらにコロナウイルス禍により、1R賃貸市場が低調になり空室率が高くなったことで、投資家が購入を躊躇うこともあった。それ故に先のようにファミリーマンションの競落水準、具体的には専有面積1坪あたりの単価が高目...
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