【不動産ニュース】住宅ローンの固定金利利用率、アメリカが9割超に対して日本は1割未満にとどまる~日本では低金利が続いていたからなのか~|ニッセイ基礎研究所

2023年9月15日 12時30分
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■要旨 住宅金融支援機構の調査によれば、日本で2022年10月から2023年3月に住宅ローンを利用した者のうち、全期間固定型を選択したのは9.3%に過ぎない。同じ時期、アメリカでは91.4%が固定金利を選択しており、日米で真逆の様相を呈している。日本では長年、低金利の状況が続き、アメリカのように急激に金利が上昇することを経験してこなかった。 日米の金利水準自体等が相当違うので単純には比較はできないが、固定金利タイプの住宅ローン金利と10年国債の利回りのスプレッドを確認すると、住宅金融支援機構が設立された2007年以降、日本のスプレッドはアメリカよりも低く推移している。 ...
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