【特別コラム】「東京競売ウォッチ」マンション入札がやや沈静化?|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)

2023年11月30日 07時30分
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 11月8日開札では相変わらず競落率は100%で、売却好調の競売市場であるが、少し変化の兆しも感じる。それは競落1物件あたりの入札本数である。この日全物件平均では約10.2本で、これは2022年の通年平均約13本そして2023年上半期平均の約11.85本を下回っている。特にこの日のマンションの平均については約8.8本とかなり減少している感じがする。競争の激しさのため入札を見合わせているのか、または再販業者の在庫が多くなっているのかは不明である。また一時的なことかもしれない。 そんな中、この日の一番人気はマンションであった。それはJR総武線「浅草橋」駅徒歩4分に立地する築9年の専有面積...
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