【特別コラム】「東京競売ウォッチ」世田谷の一戸建てが高水準競落|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)

2024年1月11日 07時30分
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 このところオープンハウス社などの建売会社の在庫が増加しているとの報道がある。コロナ禍で販売好調であったがこのところ一転して売れ行きが鈍化しているようだ。売れ行き鈍化は価格が上昇し、実需層が付いてこられなくなったことも原因だと思われる。マンション価格の上昇に比べ価格上昇が小さかった一戸建てが比較して安価と捉えられ販売好調であったが、ここへきて転機を迎えたようだ。  そんな中、昨年23年12月6日開札での一番人気は東急世田谷線「松原」駅徒歩約9分に立地する一戸建てであった。土地は西側で幅員5.2mの公道に面する約25.5坪で、建物は木造の築41年で延床面積は約26坪である。この物件の売却基...
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