【不動産ニュース】米国商業用不動産は調整も二極化。今後はリファイナンスに注視|ニッセイ基礎研究所

2024年1月10日 12時00分
no image
米国の商業用不動産市場はコロナ禍前から長引く低金利環境のなか加熱感が強まっていたが、いよいよピークアウトした。2022年以降の米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅な利上げを受け、商業用不動産価格は下落に転じ、2022年7月のピークから2023年10月まで▲10%下落した1。依然としてリーマンショック前の水準を大きく上回っているが、今後どこまで調整が深まるかが焦点となっている。 商業用不動産は市場全体として調整しているが、セクター間の二極化が顕著である。2023年第3四半期のセクター別のトータルリターンは前年比で、ホテル+12.0%、商業施設▲1.4%、物流施設▲5.3%、賃貸住宅▲...
この記事は会員限定です。Realnetにご登録いただくと記事全文、添付ファイルがご覧になれます。
新規の方はこちら(登録無料) 今すぐ登録
会員の方はこちら ログイン