【不動産ニュース】マンションと大規模修繕(5)~住民の高齢化と2回目大規模修繕時の年齢構成|ニッセイ基礎研究所

2024年1月22日 13時00分
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■要旨 マンションには「経年劣化による建物の老い」と、「区分所有者の高齢化」の2つの老いがある。新築マンションの入居者は多くのケースで長期間住む予定で購入している。年月が流れ、住民が高齢になり、高齢者がそのマンションに永住するつもりであると、費用をかけてまで建物を改善する動機に乏しくなる。そうすると、現状維持で良いと考える人が多くなり、建物が老朽化しやすい。高齢化は全てのマンションに共通する問題である。 しかしながら、新築マンションを買ったばかりの人は、マンションの高齢化についてイメージを持ちにくいかもしれない。では、外壁の修繕やエレベーターの取り換え等、費用支出が大きく重要な意思決...
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