【特別コラム】「東京競売ウォッチ」好立地築古マンション再入札|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)

2024年2月8日 07時30分
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 年初の能登大地震発生で、建物の耐震性の必要性が再認識されることになった。競売市場への影響も少しはあるように思う。1月17日開札では、小田急小田原線「代々木八幡」駅徒歩約6分に所在する築48年のマンションが対象になった。このマンションは総戸数が11戸と小ぶりで、対象の部屋は1階に所在する。専有面積は約19坪で間取りは2LDKである。この物件の売却基準価額は2743万円であったが、これに対し入札は4本あり、最高価3351万円にて競落されていった。  実はこのマンションは昨年9月13日に最初の入札があり、売却基準価額も同額であった。このときも入札本数は4本で最高価3660万円にて落札されてい...
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