【不動産ニュース】不動産バブルの日中比較と中国経済の展望|ニッセイ基礎研究所

2024年4月8日 12時00分
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1―低迷を続ける中国の不動産市場 中国では不動産不況になかなか歯止めが掛からない。そして住宅価格はじりじりと下落している。新築住宅価格は政府統制の影響が色濃いので、中古住宅価格の推移を見ると、2021年7月をピークに2023年12月には約1割下落した。チャイナショックに見舞われた2014年後半から2015年前半にかけても5%ほど下落したが、今回はそれを大幅に超える下落幅となり、しかも底打ちする兆しもない。 その背景には販売不振がある。2023年の不動産販売( 面積)は1,117平方kmと、直近ピーク(2021年)のおよそ6割となった。過去を振り返ると、リーマンショック(2008年)...
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