【不動産ニュース】Jリート市場ではディスカウント増資が増加。その問題点は?|ニッセイ基礎研究所

2024年5月8日 13時00分
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Jリート(不動産投資信託)市場は、金融政策の正常化に伴う金利先高観などから調整局面が続いている。バリュエーション指標の1つであるNAV倍率(株式評価のPBRに相当)の推移をみると、日本銀行がYCC(イールドカーブ・コントロール)の修正を発表した2022年12月以降、市場全体のNAV倍率は1倍割れが常態化している(図表1)。3月末時点のNAV倍率は0.89倍とコロナショック時(2020年3月)以来の水準に低下し、上場REITの91%(53社/58社)が理論上の解散価値となるNAVを下回る価格で取引されている。 投資口価格の低迷に伴うJリートのNAV1倍割れは、長期目線の投資家にとって必ずし...
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