【特別コラム】「東京競売ウォッチ」築浅ワンルームも競落価格上昇か|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)

2024年5月23日 07時30分
no image
 市場で中古マンションの流通価格上昇は頻繁に話題となっているが、これは住宅ローンが使える大きさの物件が念頭におかれている。競落データでも投資用ワンルームマンションは、自住用マンションに比べ同等の立地、築年でも売却基準価額に対し比較的上乗せ率が低く推移していた。しかし、比較的新しい投資用ワンルームマンションについては高い水準での競落になってきているようだ。  4月24日開札では西武新宿線「沼袋」駅徒歩約10分に立地する築6年弱の専有面積約7.8坪のワンルームマンション、売却基準価額1975万円のところに入札10本が集まり、最高価2765万円にて落札された。この部屋は月額9.55万円(賃料+...
この記事は会員限定です。Realnetにご登録いただくと記事全文、添付ファイルがご覧になれます。
新規の方はこちら(登録無料) 今すぐ登録
会員の方はこちら ログイン