【不動産ニュース】持家(注文住宅)の戸当たり床面積は過去27年で27㎡縮小~主に世帯人員の減少により小規模化が進む~|ニッセイ基礎研究所

2024年5月17日 12時00分
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国土交通省「建築着工統計調査報告」によれば、2023年度の着工ベースでの戸当たり平均床面積は77.73m2で、利用関係別で最も大きな持家1(注文住宅)は113.95m2であった。時系列の推移を見ると、持家はピークだった1996年度の141.03m2から27.08m2縮小している。過去27年で27m2、年率1m2の縮小である。分譲一戸建て(建売住宅)は概ね100m2を少し超えた水準で横ばいとなっており、持家との差はピーク時の37.25m2から12.15m2にまで縮まっている2(図表1)。 持家の戸当たり床面積のピーク時からの縮小幅(1996年度→2023年度)を都道府県別に見ると、東北地方...
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