【不動産ニュース】国土交通省 地籍調査、全国の進捗率が53%に上昇|R.E.port
2024年6月27日 09時02分

国土交通省は26日、2023年度の地籍調査の状況を公表した。
土地の境界や面積などの基礎的な情報である地籍は「土地の戸籍」とも呼ばれ、同調査は1951年の国土調査法制定から、市町村が主体となって推進。地籍の明確化は、土地取引の円滑化のみならず、災害からの早期の復旧・復興や効率的なインフラ整備、まちづくり等を進める上で大きな役割を果たしている。また、地籍調査の成果は、自治体が保有するGIS等にも取り込まれ、行政サービスの効率化に寄与。法務局へも送付され、登記記録の修正や登記所備付地図として利用されている。
23年度の調査実績は692平方キロメートルで、前年度を81平方キロメート...