【不動産ニュース】三菱地所設計 世界初の木質3Dプリント建築物を開発|R.E.port
2024年7月22日 09時37分

(株)三菱地所設計は18日、木質3Dプリントを用いた建築や家具の生産システム「Regenerative Wood(リジェネラティブ・ウッド)」を構築したと発表。世界初となる木質3Dプリント建築物「TSUGINOTE TEA HOUSE」の公開展示を開始した。
同システムは3Dプリンターで建築部材を出力する際に材料として使用する成型用の樹脂素材・フィラメントに、木の製材加工時に発生する木粉を用いるため、廃棄物を再生可能な素材として活用するのが特徴。プリント時は出力部材の小型化を図り、一般の物流ルートで運搬し実際の開発地で組み立てる方式とすることで、輸送時に発生するCO2の排出量削減を図る...