【特別コラム】「東京競売ウォッチ」路線価の遅行性を感じる競落|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)

2024年10月10日 07時30分
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【2024年9月26日開札】 ・対象  17物件 ・入札  17物件 ・落札率100.00% ・総入札  193本  都心商業地の相場は過去平成バブルとその崩壊、そして2000年代に入っての証券化バブルとその後のリーマンショックでの崩壊と過去40年弱の間に2つの大きな上昇と下降を記録している。都心の相続路線価の推移を見るとそれは明らかである。ただ、その相場の実態は路線価の推移とかなりラグがあるように思う。過去2008年12月4日に銀座の外堀通り面の土地と古ビルの対象物件があった。それは買受可能価額ベースの土地坪単価1坪3300万円であったがそのとき入札者が無かった。当時の路線...
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