【特別コラム】「東京競売ウォッチ」経済事件被告の駒場自宅が競売|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)

2024年12月12日 07時30分
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 近時企業買収などM&Aがらみの経済事件報道が散見されるが、11月20日開札で競売になった京王井の頭線「駒場東大前」駅徒歩約8分に立地する大型の戸建てが、まさに経済事件がらみの競売であった。競売物件の所有者は、元東証スタンダード市場上場の㈱ユニバーサルエンターテイメントの社長であった。同社はパチスロ大手で、フィリピンのカジノ開発も行っているアミューズメント会社である。  この会社を巡り代表権の争いや巨額な役員報酬支払いを巡る株主代表訴訟があった。その一連の事件の中心人物が本競売物件の所有者である。そして本競売は金融機関ではなく個人が判決などを得て申し立てたヌ事件として行われた。この辺の経...
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