【不動産ニュース】2013~23年 都道府県出生減(少子化)ランキング/合計特殊出生率との相関は「なし」|ニッセイ基礎研究所
2025年1月13日 09時00分

1―10年間で全国平均は29.4%減なるも、ワースト11位までは4割減
9月に公表された厚生労働省「人口動態調査」2023年出生数確定値によって、2013年から2023年の10年間で見た都道府県の出生数の減少率が明らかとなった[図表1]。
まず、直近10年間の全国平均出生減少率(以下、出生減率)は29.4%であり、わずか10年で生まれる子どもの数が3割減という深刻な少子化が発生していることがわかる。
全国平均よりも出生減率が高く、より少子化が進んでいる高少子化エリアは31エリアだった。一方、全国平均より減少率が低かった、比較的緩く少子化が進む低少子化エリアは16エリアで、「...