【特別コラム】「東京競売ウォッチ」練馬一棟物件が再入札で再度高値競落|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)

2025年4月24日 07時30分
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 アベノミクス以来収益物件、特に一棟もの共同住宅の人気が高まり、一棟ものの販売を主とする上場不動産会社も登場してきた。その一棟ものの利回りもアベノミクス当初は東京23区内鉄筋コンクリート造で表面利回り年7%であった。しかし、地価高騰とそれに伴う相続税圧縮対策ニーズもあって今のところ表面利回りは年4~5%が売買水準である。都心近くでは表面利回り年4%以下であっても不思議はない状況である。  そんな中、4月9日開札で西武新宿線「都立家政」駅徒歩約8分に立地する軽量鉄骨造で築16年の共同住宅が対象であった。この物件、土地は約40坪で建物は1Kが9戸から成っている(延床面積約68坪)。月額賃料は...
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