【特別コラム】「東京競売ウォッチ」借地権付古家の整理に競売|山田純男(ワイズ不動産投資顧問 代表取締役)
2026年3月5日 07時30分
空き家問題は常に最近の話題である。特に所有者不明や相続人が多数となってしまい、責任者が特定できないような場合において長期間空き家となることが多い。2月4日開札では東京メトロ日比谷線「三ノ輪」駅徒歩5分に立地する借地権付建物が競売になった。
この建物は大正時代に建てられたものと推定されるブルーシートで覆われた古家で長い年月の間で相続が繰り返され共有者は10名の状態となっている。ただし一連の相続登記はおそらく地主主導で昨年行われた。その借地権対象土地は7坪で地代は11680円と事件記録に記載されている。本競売は共有者の8名から共有物分割請求に基づき行われている。
また地主は現在、...
