【今週のビジネス誌より】駅・路線格差ー乗降人員の増減から見える経済トレンドー|週刊東洋経済2017年12月9日号
2017年12月4日 14時55分
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 ”多くの人が毎日利用する駅は、社会の縮図だ。どんな駅に人が集まり、どんな駅から人が離れていくのか。広がる駅の”格差”は、時代の写し絵といえる。駅と路線をめぐる最新事情を徹底取材した”(掲載誌より抜粋) 「東高西低」が色濃く出る駅の乗降人員数を元に、利用者の増減による駅や路線の格差をまとめた特集記事になっている。首都圏では年収による住み分けが進んでおり、夫婦ともに年収700万円以上のパワーカップルを中心に人気なのが武蔵小杉。そして都心近郊の共働き夫婦に人気なエリアが湾岸エリアである豊洲駅や月島、勝どき駅。そして高収入世帯に人気なのがパークシティ大崎などで注目されている大崎駅となっている。そして不人気で沈んでいる駅は、空き家問題が浮上している田園調布駅と高台の郊外住宅地で高低差が大きくあり不人気となっている聖蹟桜ヶ丘駅。  郊外では大型商業施設やタワーマンションなどが相次ぎ建設されている海老名駅と同じく大型商業施設やタワーマンションが建ち並ぶ立川駅が人気。逆に不人気なのは、高齢化の波にさらされているニュータウンの神奈川県の二俣川駅や千葉県の八千代台駅。  関西圏では09年に開業した阪神なんば線が乗り入れる大阪難波駅やおなじく阪神なんば線効果のある神戸三宮駅も上昇。シャープ本社売却の煽りを受けた西田辺駅や守口市駅は人口減少の影響もあり、乗降人員数は減少している。