不動産・住宅各社で入社式(その2)|R.E.port
2018年4月4日 09時30分
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 新年度を迎え、不動産・住宅各社が入社式を執り行なった。各社入社式での社長挨拶の要旨は、以下の通り(順不同、敬称略)。 三井不動産リアルティ(株)代表取締役社長 山代裕彦氏 東急グループ代表 野本弘文氏(東京急行電鉄(株)取締役会長) 東急不動産ホールディングス(株)代表取締役社長 大隈郁仁氏 (株)西武ホールディングス代表取締役社長 後藤高志氏 住友林業(株)代表取締役社長 市川 晃氏 パナソニックホームズ(株)代表取締役社長 松下龍二氏 ポラスグループ代表 中内晃次郎氏 三井不動産リアルティ(株)代表取締役社⻑ 山代裕彦氏  皆さん、ご入社おめでとうございます。  本日ここに、三井不動産リアルティ、地域リアルティ各社を合計して、総合職232名、一般職99名、合計331名という多くの皆さんを新入社員としてお迎えできることを大変うれしく思います。役職員を代表して心より歓迎し、お祝いを申し上げます。  当社を取り巻く事業環境は、良質な住宅ストックの増加や国の政策による後押し、世界的にみて割安な日本不動産に集まる海外投資家からの注目、路上駐⾞の解消などで根強い需要がある駐⾞場、シェアリングエコノミーの波などでまだまだ拡大し、当社はこれからも大きく成⻑することができると考えております。拡大する事業環境の中で、2020年に向けて着実な成⻑を遂げるべく、成⻑戦略を定めて各事業において取り組んでいます。  フィービジネスの会社である当社にとって、成⻑戦略の要は「人材」であります。昨今、お客さまのニーズは個別化・⾼度化・複雑化しており、それぞれの事業分野において、求められる知識レベルは格段に上がっています。さいわい三井ブランドに対するお客さまからの信頼は大変大きいものがありますが、その信頼に応えるためには、お客さまが求める以上のレベルの⾼いサービスを提供し続けなければなりません。ここにいる一人ひとりが成⻑戦略の要となっていただくことを期待しています。  さて、社会人の先輩として、皆さんに二つアドバイスを申し上げたいと思います。まず「同期を大切にしてほしい」ということです。⽣まれも育った環境も違う人たちが、たまたま同じ年に入社したことは何かの縁であります。同期は利害関係を超えた集まりであり、会社で起きたいろいろな出来事を共有しながら、切磋琢磨してほしいと思います。  つぎに「成功体験を積んでほしい」ということであります。毎年この場で申し上げていることですが、「ヒッシ」という⾔葉があります。「ヒッシ」という漢字で思い浮かぶのは、一番多いのが必ず死ぬと書く「必死」ではないでしょうか。この意味は「死ぬ覚悟で全⼒を尽くすこと」であります。  「ヒッシ」にはもう一つ、必ず至ると書く「必至」があります。辞書によれば「必ずその事がやってくること。そうなるのは避けられないこと」とあります。そこで、何事をするにも「死ぬ気になって取り組めば」「必ず実現する」というように解釈するのはどうでしょうか。死にものぐるいで仕事をして成し遂げる。  そうして得た成功体験は、皆さんの人⽣をさらに豊かなものにするはずです。皆さんは若いのです。「できないことはないんだ」という気概を持って事に当たって下さい。人⽣の大切な時期を当社の社員として過ごすわけですから、会社⽣活の中で是非何かをつかみ取ってもらいたいと思います。  皆さんの当社での⽣活が充実したものになることを祈念しまして、私のお祝いの挨拶とさせていただきます。 東急グループ代表 野本弘文氏  東急グループは、交通事業をはじめ不動産事業、生活サービス事業、ホテル・リゾート事業など、お客さまの生活に密着した幅広い分野で事業を展開しています。東急グループはさまざまな事業を行っており、皆さんのビジネスパーソンとしての夢をかなえる土壌は十分にあります。しかし、「夢」や「願望」は誰でも持つことは出来ますが、強い「志」を持って、自ら考え行動していかなければ決して「夢の実現」はありません。皆さんのチャレンジを大いに歓迎すると同時に、皆さんの「夢の実現」が、東急グループそして世の中の発展に貢献することを強く望みます。  今、渋谷では、東急グループの長年の夢である渋谷駅周辺の再開発事業が最盛期を迎え、その姿を現しつつあります。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催までには、多くの開発が完成して、「日本一訪れたい街 渋谷」、そして「世界の渋谷へ」の夢の実現に大きく近づいていきます。開発だけではなく鉄道はもちろん、リテールもホテルも東急グループ全ての事業において、多くの先輩たちが長年にわたって数々の困難を乗り越え、会社の夢、そして自分の夢の実現のため、情熱と忍耐をもって努力したからこそ今日があることを覚えておいてください。  大きな夢の実現は、個人一人の力では困難でも、同じ夢を語りあい、そしてともに行動する仲間がいれば、可能になります。世の中や会社が必要とすることであれば、諦めなければ、何時かは必ず実現します。そのためにも、皆さんは、グループ各社でいろいろな仕事に就くと思いますが、言われたままやるのではなく、「何のためにその仕事をやるのか」、「何故そうしなければならないのか」、「もっと良い方法はないのか」、仕事の目的を是非考えてください。すべて自分を試し、鍛えてくれる機会になると思います。仕事の目的が分かれば、それを達成する手段は幾通りも考えられます。どうすれば効率が上がるか、どうすればより面白くなるか、自ら考え、行動してください。行動は経験に繋がり、経験は「想像力」を豊かにします。そして想像力を具現化したのがクリエイティブの「創造力」です。この2つの「そうぞう力」を若いうちから大いに鍛えてください。  10年後には、グループの拠点である渋谷の再開発が完成しています。その頃、皆さんが、会社にそして世の中に役立つ仕事をしている事を期待しています。 東急不動産ホールディングス(株)代表取締役社長 大隈郁仁氏(新入社員との講話)  少子化などで外部環境が変化し、都市間競争も激しくなるなか、我々の最重要拠点である渋谷の魅力を高めることが重要だ。渋谷にはITやベンチャーなどの若い成長性の高い会社が集まっている。魅力ある渋谷を作っていって欲しい。  仕事は受身では絶対にだめ。創造はし続けないと陳腐化する。自分で動き、上司や先輩の仕事を奪うくらいのつもりで挑んで欲しい。そうすれば一段階高い仕事が自然と回ってくるようになり、それは結果として会社の成長にもつながる。 (株)西武ホールディングス代表取締役社長 後藤高志氏 ●長期的な目標水準として掲げた「チャレンジターゲット」をグループ一丸となって達成する  西武グループの事業を取り巻く環境は、少子高齢化の急速な進展、生産年齢人口の減少、ICT・AIなど目まぐるしい技術改革が進んでおり、また国際的には、北朝鮮などの地政学リスクや米国政権が掲げる政策動向の不確実性など、先行きが見通しにくなっ ています。既存の事業領域だけに留まっていては衰退しかねません。既存ビジネス領域の強化みならず、新規ビジネス領域の拡大にもスピード感をもって挑戦していく必要があります。こうしたことを踏まえて、西武グループでは長期的な目標水準として「チャレンジターゲット」を掲げました。売上高1兆円いう大胆な目標です。まさに皆さんが原動力となり、グループ一丸となって達成していきましょう。 ●働き方改革を進めイノベーションを起こす  職場の環境においては、結婚や子育て、介護や地域貢献など多様な働き方・生き方が選択できるワークライフバランスの実現や、女性や高齢者、さらには外国人などが活躍できるようダイバーシティを推進しています。だだれもがやりがいと充実感を持って働けるよう、働き方改革を進め、働きやすい職場環境を整えていますので、皆さんの実力をおおいに発揮していただき、ざまざまなイノベーション起こしてもらえることを期待しています。 ●何事にも挑戦し会社とともに常に自分も成長していくという意気込みを持ち続けてほしい  重要なのは自分で成長しよう、勉強しようとする「意欲」です。ぜひ、さらに上のレベルを見据えて自己啓発に取り組む姿勢を身に着けてください。果敢に挑戦し困難にぶつかることもあると思いますが、その時は一人で悩まず先輩たちそして同期の仲間と相談して、乗り越えください。皆さん一人ひとりが少しずつでも成長すれば、それはグループを成長させる大きな推進力になります。   最後になりますが、皆さんにプロとなるための三つヒントを教えたいと思います。第一は明るく爽やか、第二は自分の仕事に対する思い入れ、第三は心と身体の身だしなみです。この三つヒントを踏まえて、皆さんは持ち場持ち場でプロフェッショナルとしての責任を果たし、チームワークを大事にし、そして夢の実現ために、若々しく、なにごとも簡単あきらめることなく、大いに挑戦してほしいと思います。 住友林業(株)代表取締役社長 市川 晃氏  新入社員の皆さん、ようこそ住友林業へ。入社おめでとうございます。今日から皆さんは社会人として、本当の意味で独り立ちをされますが、こうして今日という日を迎えることができるのも、ご両親をはじめ、様々な方のサポートがあってのものです。今一度、これまでの日々を振り返っていただき、支えて頂いた方々に対して心から感謝の気持ちを持ってください。  今日、私からは3 つの話をさせて頂きます。1つ目は住友林業の歴史、経営理念について。2つ目は住友林業の事業の方向性について。そして3つ目は人生の先輩として皆様に贈る言葉です。 【住友林業の歴史・経営理念】  まず、最初に、住友林業の歴史、経営理念についてお話しします。当社の創業は、住友家が四国の別子に銅山を開抗した1691年(元禄4年)に遡ります。327年前に、別子銅山の山林部門として、施設の建設資材や坑道を支える坑木、燃料としての木材調達を担ったことが始まりです。  その後、約120年前には、荒廃した山の緑を元に取り戻すために、大造林計画を実行します。以来、山林事業は拡大し、現在では、国土の900 分の1を超える約4万6千haの山林を所有し、海外でも約23万haの森林保有・管理をする会社となっています。そして約60年前には、国内材の集荷販売体制を構築し、木材建材事業本部を立ち上げた後、海外ネットワークを拡充、建材の製造に携わるとともに、木材建材の専門商社としては国内NO.1 の地位を確立しています。  住宅事業本部については、約40年前にスタートし、木造注文住宅事業において業界のリーディングカンパニーとしてゆるぎない地位を築き上げています。そして近年は、国内でのリフォーム事業や住宅以外の建築物の木造化・木質化を推進する木化事業、そして介護事業やバイオマス発電事業など、事業領域は拡大しており、特に海外での住宅事業の進捗には著しいものがあります。  今や、住友林業グループは、国内、海外において、住生活に関する事業を総合的に展開しているグローバルな企業グループとなりましたが、これらは常に時代のニーズを的確にとらえて、果敢に事業を拡大していった、多くの先輩達の足跡でもあります。いつの時代も、事業環境は激しく変化し、国内外で、厳しい競争に晒されていますが、私たちにとって、大切なことは、常に挑戦者の心で時代を見つめ、人や社会の為になる新しい付加価値を創造し、それを事業へとつなげていく事です。挑戦に年齢は関係ありません。現状に甘んじることなく、常に私たちは新たな道を切り開いていく事が必要なのです。  ここで昨年度のニュースから2つのトピックスを紹介したいと思います。  1つ目は、熊谷組との業務・資本提携です。当社は、戸建住宅以外の中・大規模建築物の木造化・木質化を2011年から担当部署を設けて推進しています。昨年は、東京都国分寺市で木造と鉄筋コンクリートを組み合わせた7階建てのオフィスビルを建て、大阪府箕面市では木造の大規模のリハビリテーション施設を竣工させましたが、この市場は拡大しており、ゼネコンである熊谷組と協力することで、開発、施工能力を強化し、事業領域を広げていきたいと考えています。  2つ目は、海外における住宅・不動産事業の拡大です。当社は2003年に米国シアトルにおいて戸建分譲住宅の事業を開始し、現在では米国5社、豪州2社の体制となり、昨年度の年間販売棟数は9,000棟を超える見込みであるとともに、米国では賃貸住宅事業にも進出しています。アジアにおいてもインドネシアでの戸建分譲住宅事業やタイにおいては高級分譲マンションの開発を進めており、今後とも海外での住宅関連事業を推進していきたいと思っております。  このように住友林業の事業は、様々な地域や分野で拡大を続けていますが、皆さんには、真のグローバル人財になって頂きたいと思います。グローバル人財とは自分とは異なる多様な価値観を受け入れ、その上できちんと自分の意見を主張し、創造的に考え行動する人のことです。海外で活躍する人だけをグローバル人財と言うのではありません。これから皆さんが踏み出す社会は自分とは違う価値観やものの考え方を持った方がたくさんおられます。そういう多様な考え方や社会の状況をしっかり理解する、そして自分の意見を持ち、話し合い、広い視点で物事を考える。つまり、多様性の中から新しいもの、創造的なものを生み出していくことのできる力を持つことがグローバル人財の基本になるのです。皆さんにはどこで仕事をしても世界に通用する人財になっていただきたいと思います。  次に、我々の事業の根底にあるものついてお話します。  今から400 年前に住友家の家祖である住友政友が、文殊院旨意書(もんじゅいんしいがき)というもので、住友の事業精神の源流となる商いのあり方を説いており、この教えはその後、住友家法として成文化されていきます。“信用を重んじ、確実を旨とし、浮利に趨らず”という考え方や、“自利利他公私一如”と言って、“住友の事業は、住友自身を利するとともに、天下国家社会を利するものでなければいけない”という考え方は現在に至るまで脈々と受け継がれています。住友林業としても独自に経営理念や行動指針というものを定めていますが、折に触れて理念体系を見返していただきたいと思います。 【住友林業グループの事業の方向性と今後について】  次に、住友林業グループの事業の方向性と今後について少しお話をします。  我々住友林業グループは他の企業グループとは異なる、ユニークな経営資源を多く保有しています。山林から住宅に至るフローの中で幅広く展開しているビジネスモデル、環境共生時代を生き抜く技術やノウハウ、商品力、325年以上森を守ってきたDNA、信用を重んじ、事業を続けてきたことで、積み重ねられた社会からの信頼、そして何よりも、それらを支える勤勉で能力の高い社員です。現在のような不透明な時代だからこそ、我々は、全員の英知を結集して困難を乗り越え、時代の新たな潮流を掴んで変革を起こし、チャンスを物にしていかねばなりません。  ご存知の方も多いかと思いますが、先日当社は木造超高層建築への開発構想「W350計画」を発表しました。この計画は1691年の創業から350周年を迎える2041年をターゲットに、高さ350mの超高層の木造ビルを実現するという研究技術開発構想で、街を森にかえる「環境木化都市」の実現を目指すというものです。  木造建築物はCO2を炭素として固定しています。この計画のビル1棟で、約10万t-CO2(相当)を固定できます。また緑化の技術を駆使することで、生物多様性の保全に貢献し、都市を森に変えていくのです。つまりこの計画を推進することは当社の事業拡大にとって重要であるだけでなく、サステナブルな社会を構築していくために必要な取り組みであり、先ほど話しをしました「自利利他公私一如」の事業精神に基づくものなのです。  住生活に関わる事はもちろんの事、新たな発想でイノベーションを起こし、人々の暮らしの向上と社会の発展を支えていく事で、住友林業グループの事業範囲はこれからも大きく広がっていきます。そして、これらの事業の根底に流れるものは我々のDNAである森や緑への思いです。木材は、再生可能な唯一の自然資源であり、素材としての様々な可能性をもつ、未来社会を支える資源です。私たちは、木の価値を知り、そしてその価値を活かしきるプロ集団として、より多くの森林に関わっていく必要があります。  皆さんは「木と生きる幸福」というメッセージをご存知だと思います。このメッセージは、住友林業グループのみんなが目指す未来や思いを共有すると共に、働く喜びを感じ、そして多くの人たちに「木と生きる幸福」を共感して頂きたいという思いを込めたものです。日々の挑戦を続けることで、住友林業グループは、みなさんが部長や役員になられる頃、すなわち2041年の創業350周年までには、「W350計画」の実現だけでなく、森林の価値、資源の価値、緑の価値など、木に関わる全ての価値を機軸に企業活動を通じて人と社会、そして地球に貢献する、「世界に冠たる森林会社」になっていると私は確信しています。 【働き方改革について】  さて、わが国では今国をあげて「働き方改革」を進めており、住友林業グループも各職場で改善に向けて様々な取り組みをしていますが、その基本となるものは多様性の尊重と生産性の向上に繋がる業務改革です。働く人の持つ様々な課題に対応するとともに、仕事の質を上げて一人一人の生産性を向上させねばなりません。多様に働く人がそれぞれの生活を豊かにするとともに、企業の競争力を高めて収益貢献につなげていく。そんな働き方改革を皆さんとともに進めていきたいと思います。 【贈る言葉】  最後に、私から、入社される皆さんに、あらためて心よりエールを贈ります。私たちは、これまで、たくさんの歴史を学んできました。現在の当社の姿は、先輩たちの努力や苦労の上に築き上げられたものですが、しかし、それはあくまでも過去のことです。これからの当社グループの歴史はあなたたちが担っていくのです。誰でもなく、自分たち一人ひとりが積み上げていくという意識をしっかりと持っていただきたいと思います。問題意識、課題を持ち、それを解決するために努力を重ねる。  1894年に大造林計画がスタートしていますが、これは別子銅山に勤める一人の土木課長の経営陣への上申書がきっかけでした。皆さん一人ひとりの行動が大きな流れとなり、当社の未来を築きあげていく、そういうことを信じています。周囲から言われるのではなく、是非「自ら」挑戦をして頂きたいと思います。  人は生きていく限り、日々、自己との飽くなき戦いです。そして挑戦でもあります。挑戦する中で、成功しないこともたくさんあると思います。しかし、それは謙虚にその理由を考えて下さい。本当に強い心というものは、物事を真正面に捉えて、謙虚でひたむきに取り組む心の事です。私は、それが真に強い心だと思っています。また、自分に限界を設けることなく、改善を重ねながら、何度も目標に向かって挑戦して下さい。あきらめずに、本気で取り組み続ける事が、何より大切なことです。そして挑戦の後には、是非成果を通じて仕事の面白さや喜びを感じて頂きたいと思います。  私は孟子の「至誠一貫」という言葉が好きです。この言葉の意味は、何事も真心を持って対応すれば解決できないことはないということです。誠意を持って自分のベストで立ち向かう、私はその姿勢がとても尊いものだと思います。知識を得たり、経験を積むにも時間が必要です。最も大切なことはそういう物事に臨む心がけであり、思いです。心構えさえしっかりしていれば、その努力は血となり肉となり必ず皆さんの未来を豊かなものにしてくれます。そしてそのためにも、是非皆様、心身とも健康でいてください。健康管理は自分にしかできません。日頃の食事や習慣等、日々の生活をしっかり自分自身で管理して頂きたいと思います。  今日から皆さんは、名実ともに私たちの家族の一員です。ご両親から授かった命を大切にしながら、住友林業という舞台で力一杯挑戦して下さい。そして今日から皆さんと一緒に、住友林業グループの歴史に新たな成長の1 ページを加えていきたいと思っています。皆さんの住友林業での大いなる活躍、発展をお祈りしまして、私のお祝いの挨拶といたします。  本日は、おめでとうございました。 パナソニック ホームズ(株)代表取締役社長 松下龍二氏  入社おめでとうございます。本日入社した141名の皆さんは、新しい社名のもと、記念すべき第一期生となります。  本日、新しい年度が始まり社名は変わりましたが、会社としての考え方や理念は不変です。当社が、良質の住宅供給を社会的使命としていることや、“住まいは人間形成の場である”とする松下幸之助創業者の想いは、今も脈々と受け継がれています。  皆さんにお願いしたいことが2つあります。1つめは、「志(夢)を持つ」ということです。夢は実現させるために持つもので、なぜその夢を持つかの理由が大切です。当社の夢は、4つの事業(新築請負・街づくり・リフォーム・海外)を通して、お客さまがご満足され、幸せになっていただくことです。  大リーグで活躍するイチロー選手が小学4年生の時に書いた、将来の夢についての作文には「一流のプロ野球選手になること」とし、実現に向けた実行項目のほか、入団するチームや契約金額等についても詳しく書かれています。このように、夢は具体的に持つこと、そして、実現させるために、誰にも負けない努力をすることが大切です。夢は実現すると感謝の気持ちに変わります。  2つめは、「不条理を楽しむ」こと。大卒3年目までの社員の離職率が過去と比べて高まる中(厚生労働省調べ)、離職の理由は、「思っていた仕事と違った」「給与が低い」等、自分中心のものになっています。また、会社が嫌になる理由も「上司の仕事の仕方が気に食わない」「労働時間・環境の不満」等、自分以外の人や環境に原因があるとするものになっています。  今一度、何のために仕事をするのか?について考えてみてください。当社で働くということは、住まいの提供を通じてお客さまに感動とご満足をいただくことです。会社生活ではさまざまなことが起こりますが、先ずは自分で受け入れ、わからないことや困難なことは他の人に相談し組織的に実行してください。どんな環境下であろうとも、お客さまのために一心に仕事をし、感謝されることが自分の幸せと成長に繋がります。  最後に、皆さんは是非、「あかるく・いつでも・さきに・つづけて=あ・い・さ・つ」を心がけながら自発的に挨拶を実践し続けてください。また、1日10分でよいので、読書を続けることをお勧めします。また、社会人としての責任は「約束を守ること」です。ひとつでも約束を破る、実行しないは失格です。常に肝に銘じておいてください。  当社が目指す姿は「特長のある会社」、「信頼される会社」、「社員が誇れる会社」です。まだまだ発展途上にありますので、3つの特長を皆さんと一緒になって作っていきたいと思います。 ポラスグループ代表 中内晃次郎氏  今年度のグループ経営方針のキーワードは「先議後利」としています。「先議後利」とは、本来やるべきことを優先して行ない、利益を後回しにするということです。  2018年は、業界として比較的順調に推移すると予測できますが、2019年は消費税増税なども予定されており、経済予測は非常に困難です。2019年以降がどのような経済状況・住宅市況になったとしても「先議後利」の経営を推進することで強固な経営基盤を構築し、乗り越えていきたいと考えています。  そして、新入社員の皆さんと共に、社会から信頼される「誇りある会社づくり」を目指して、更なる成長を遂げたいと思います。 https://www.re-port.net/article/news/0000055234