東急電鉄 2018年度の鉄軌道事業設備投資計画「安全・ストレスフリーな鉄道」の早期実現に向けた総額597億円 安全・安定輸送と混雑緩和のための取り組みを強化します
2018年5月11日 17時07分
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 当社は、2018年度、鉄軌道事業において、昨年度の設備投資計画額502億円から大幅に増額した総額597億円の設備投資を行います。とくに鉄道運転事故・輸送障害の未然防止などの安全対策に重点を置き、昨年度より大幅に増額した310億円を投資するほか、都心方面の輸送力増強と快適で便利な電車や駅の実現に向けた付加価値向上・サービス拡充・バリアフリー強化などに287億円を投資し、中期3か年経営計画の重要施策の1つである「『安全』『安心』『快適』のたゆまぬ追求」に、計画期間初年度として着実に取り組みます。 1.安全・安定輸送を実現するための諸施策実施  2017年11月から2018年3月の間に実施した田園都市線の緊急安全総点検の結果を踏まえて、田園都市線の地下区間を中心に、健全性を高めるための大規模な設備更新を実施します。これは、点検方法の見直し・強化とともに、電気・建築設備の更新などによって未然防止策を講じるものです。また輸送障害発生時の支障区間を最小限にするため、用賀駅~二子玉川駅間に折返し運転設備の増設工事を進めており、2020年度の竣工を予定しています。  さらに田園都市線では新型車両「2020系」を6編成導入します。そのほか池上線・東急多摩川線でも6編成の車両更新を実施します。新型車両「2020系」は高機能の車両情報管理装置を搭載しており、車両と地上にてデータを送受信できるネットワークの整備を今年度進め、今後、車両の状態監視や故障の予兆検知などへの活用を目指します。 2.2019年度の整備完了を目指したホームドア整備の推進  2019年度の整備完了を目指して、東横線・田園都市線・大井町線全64駅のホームドア整備を進めており、東横線は2018年3月末時点で21駅中18駅への設置が完了しました。今年度は田園都市線を中心に12駅に設置します。ホームからの転落事故や列車との接触事故を防止し、ホームにおける人身事故「0」を目指します(2018年3月末時点で全64駅中33駅設置済み)。 3.ハード・ソフト両面による、さらなる混雑緩和・遅延の低減  2017年度のダイヤ改正では各線での急行増発や大井町線急行列車の全7両編成化、従来よりも定員が増えた新型車両「2020系」「6020系」の導入など、ハード・ソフトの両面から遅延・混雑の解消に向けて取り組みました。今年度も新型車両「2020系」導入や、ラッシュ時の遅延回復に効果のあるデジタルATCの整備を2022年の供用開始に向け東横線で進めていくほか、東急線アプリなどのツールを活用した分散乗車やオフピーク通勤の推進などの各種施策を通じて、朝ラッシュ時をはじめとする東急線の混雑緩和に引き続き取り組みます。 4.駅・鉄道の快適性向上  東横線・田園都市線渋谷駅では、6番出入口において地下2階から地上のスクランブル交差点付近につながるエレベーターの運用を開始するほか、三軒茶屋駅、桜新町駅のエレベーター増設や宮前平駅、江田駅のエスカレーター整備を進め、駅でのストレスフリーな移動の実現を目指します。  また街の中心となるような駅を目指し、池上駅の駅舎改良工事および駅ビル開発、旗の台駅のホーム屋根等のリニューアルを進めるほか、大井町線では、帰宅時の着席ニーズに応える施策として、平日夜の有料座席指定サービスを今年度冬に開始するなど、駅や鉄道の快適性向上を図ります。  2018年度設備投資計画の詳細は別紙のとおりです。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000278.000010686.html