小田急電鉄 回生電力貯蔵装置の電源供給能力を検証 地下区間での列車自力走行試験を実施 ~万一の大規模停電に対応、35‰の勾配での自力走行に成功~
2018年7月25日 18時05分

小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:星野 晃司)では、2018年7月11日(水)終電後に、大規模停電の発生を想定して「回生電力貯蔵装置」の電源供給による列車自力走行試験を実施しました。
この試験は、大規模停電発生時において複々線地下区間(代々木上原駅~梅ヶ丘駅)の駅間に停車した列車内のお客さまを、安全かつ速やかに最寄り駅で降車できるよう、回生 電力貯蔵装置の蓄電池のみの電力で自力走行するための検証を行ったものです。
検証結果として、回生電力貯蔵装置の蓄電池のみの電力で、列車を各駅や駅間の勾配箇所に一旦停車させた後、起動させて次駅まで自力走行することができました。特に、同区間に...