レオパレス21問題、外部調査委員会の調査状況を公表|R.E.port
2019年3月19日 11時39分
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 (株)レオパレス21は18日、同社が施工した物件における施工不備問題について、外部調査委員会の調査状況を公表した。  同社施工物件では、小屋裏や天井裏に界壁を施工していない問題、界壁の内部充填剤に設計図書に記載されていない発泡ウレタンが使用されていた問題、外壁が大臣認定仕様に適合していなかった問題、天井部の施工仕上げが設計図書に記載されていた国土交通省告示の仕様に適合していなかった問題等が発生。同委員会が事実確認と原因究明を進めており、これまでの調査状況について同社に報告した。  界壁に発泡ウレタンを使用していた問題や外壁の仕様に関する問題では、当時の社長である深山祐助氏の指示の下で行なわれていたことが判明。しかし今回露呈した不備が、複数の物件シリーズにわたり発生していたこと、かつ小屋裏等に界壁を施工していない点については、調査対象物件の大多数で生じていたことや、一連の不備が数年間にわたり、そして十数年後に至るまで問題として認識されてこなかったことなどから、原因・背景となる問題は、同社の一部の部署ないし役職員にとどまるものではなく、組織的・構造的に存在していたと記載。問題は、これが全社的な開発・施工態勢のずさん・脆弱さにとどまるのか、意図をもって組織的に行なわれていたかどうかであり、これについてはさらに調査が必要、としている。  その他、当時の同社では、法規適合性や性質・性能等のチェックが十分に尽くされていなかったことが推測でき、商品開発部門・支店設計部門における図面作成、施工管理や施工業者による施工・確認、資材発注部門による資材作成等における問題の有無についても調査する必要がある、としている。  同委員会ではさらに調査を進め、不備の原因の特定に努めるとしており、5月の下旬をめどに、原因分析、再発防止策の提言、退任した者を含めた役員の責任についての検討結果を報告する予定。 https://www.re-port.net/article/news/0000058543