【インドネシア モデルルーム探訪】特別編 インドネシア 中央ジャカルタ市から南ジャカルタ市にかけて走行する鉄道「ジャカルタ都市高速鉄道」ジャカルタMRT社
2019年4月18日 11時41分
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 ジャカルタ首都特別州政府が出資するジャカルタMRT社が運営する、インドネシア初の地下鉄となる「ジャカルタ都市高速鉄道」。今年3月26日に開業し、3月中は無料という事で多くのインドネシア人と一緒に乗ってきました。 車窓からの動画(撮影:筆者) https://www.youtube.com/watch?v=orSX82bA3qI&feature=youtu.be  そもそもMRTを開業した理由は、ジャカルタの首都圏人口の増加に伴い、ジャカルタ中心街への交通量の増加で深刻な交通渋滞と大気汚染問題からインフラ整備が急務でありました。  区間は15.7km13駅からなる第一期区間は南の「Lebak Bulus(ルバックブルス)」という駅から北に向かう「Bundaran H.I.(ブンダラン ハイ)」という中心街までの南北を結んでおります。  私の住む最寄り駅の「BLOK A(ブロック A)」から中心街の「Bundaran H.I.(ブンダラン ハイ)」まで行こうとすると今まではタクシーで1時間~1時間半掛かっていたのが、アパートからの徒歩も含めて約30分で着き、しかも電車は快適でとても感動しました。(ブンダラン ハイの改札や切符売り場のオペレーションが追い付いておらず、切符購入から駅構内に入るまで大変でしたが)  一方で、課題の交通渋滞が緩和されるという問題は簡単に解決するようには思えませんでした。中間層や富裕層の方々で今まで車を利用していた方がMRTを利用するとは到底思えなかったからです。  では、どんな人が利用するのか?それは今までトランスジャカルタ(バス高速輸送システム)を利用していた人たちやゴジェック(バイクタクシー)やグラブといったタクシー配車アプリを利用する人たちが中心となっている中間層以下の人たちの利用が多いと感じたからです。  どうしたら利用者が増えるかについては、MRTの第二期区間の開発や東西線の開発が急務と考えます。ジャカルタ市内でもより多くの鉄道開発が進んでいかないと交通渋滞の緩和と乗降客数の増加に繋がらないと思いました。  不動産資産価値については、MRTの路線上に商業ビルが多く、新築マンションが建てられる開発地が少ないのと、MRTの各駅で徒歩5分圏内の物件が少ない為、MRTが開業したからと言っても、その恩恵を受ける物件がまだまだ少ないと考えます。  まだまだ開発の伸びしろが多いジャカルタをこれからも見守っていきます。 飯岡 他の「インドネシア モデルルーム探訪」はこちらから御覧ください。 http://ur0.biz/ACBV